健康のためのデザイン

居住環境は人の身体的・精神的な健康を左右する影響力があり。都市に集まり住まう大が50%を超え30年後に70%になる居住環境は、水・エネルギーと共に社会のインフラであり、生命に欠かせない住宅が社会や経済的等の環境の格差等で得られず健康の低下につながらない居住環境の確保が必要です。一方、土地所有者不明地・空き家・老朽化集合住宅の更新が難しい諸権利の調整や費用・年齢・収入等諸要件を回避できない建替予備軍が増え続けている諸制度を変えるデザインが必要ではないだろうか。

例えば、市場経済で細分化した土地と建築を隣接地を共用する地域的な土地利用と集合住宅の共用空間とスケルトン構造を官民が共有・共用・運営する新たな区分所有権に替え200年持続性を備える社会インフラとなる自然環境に多く面する。エコロジーな住戸専用部と公共的な廊下・通路・広場を兼ねるコミュニティな都市資産となる居住建築を、官民で永続的に世代を跨ぎ維持管理可能な集合住宅を創る。

つまり、大地・気候の連続性を回復し、居住環境が共生する持続的なコミュニティのためのデザインで、「健康のためのデザイン」が、綜合的につなぐ相乗効果に波及する健康環境を社会が求めているだろう。土地建物の諸権利等が世代を跨ぎ使い続けられ、生涯住宅費用も心配が減ることは解り「コロナ禍」で体験した自然を活かした持続的居住環境と共に健康に適応できる居住空間づくりなら定着するだろう。人の身体的・精神的な健康と「木造建築が活きるデザイン」を心理的・生理的・産業的に活かしたい。 昨今の気候変動による自然災害や車の自動運転・空飛ぶ車の社会変化を体験した今。成長期から続いた価値観が、資源・気候・健康など、ロスだらけの都市建築の築り方・使い方・維持管理から脱皮する。

タイトルとURLをコピーしました